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工藤 寛 | プロフィール

Profile

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能楽師 金剛流

工藤 寛

能楽師 シテ方金剛流 重要無形文化財能楽総合認定保持者 
日本能楽会会員 能楽協会会員 東京金剛会同人
金剛流の名手、今井清隆、豊嶋訓三及び
芸術選奨文部科学大臣賞受賞者、日本能楽会会長、金剛流26世宗家 金剛永謹に師事

( いずれも重要無形文化財能楽総合認定保持者 )
 
主に東京で様々な役にて数多くの舞台に出演。東京金剛会や過去20回を数える自身の会にて、「石橋」「乱」「道成寺」「望月」「隅田川」等の秘曲・大曲を舞ってきました。
また、フランス・ドイツ・アルジェリア・ラトビアでの公演・ワークショップ・イベントにも出演。
それらの活動のかたわら、東京・京都で一般の方々を対象に、趣味としての謡(うたい)や仕舞(=しまい=能の舞の主要な一部分)の教室「花瑶会」を主宰。
長年にわたり、能の研鑽・伝承・普及・啓蒙に努めています。

PROFILE

能楽シテ方 金剛流

について

およそ600年以上前の能楽発祥の頃よりの大和猿楽四座(観世、金春、宝生、金剛)の一つです。
江戸時代になって新たに喜多流が加わり、現在は五つの流儀がありますが、金剛流はその中でも、特に、「舞金剛(まいこんごう)」と言われるほど、優美華麗、時に鮮烈な舞を特色とする芸風を誇ります。
謡は、素直な親しみやすい節回しで、よく「青竹を割ったような」と、評されます。
また、代々の宗家は、面、装束への見識が高く、こだわりをもって、それらを取り揃えてきましたので、所蔵の面、装束には逸品が多く、「面金剛(おもてこんごう)」とも称されます。


その逸品ぞろいの面、装束を、虫干しを兼ねて一般公開する「金剛家能面能装束展観」が毎年7月最終土曜と日曜に京都金剛能楽堂にて開催され、多くの愛好者に喜ばれています。
現宗家は26世金剛永謹。五流の宗家の中で唯一東京以外の地、京都に居を構えます。

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